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資格と収入 2009年版 [収入]

 今年も米国のCertification Magazine が「2009 SALARY SURVEY」という特集を組んでいます。

 167ヵ国の40,000人以上のITプロフェッショナルにアンケートを取った結果です。
 昨年の記事に比べると、図表が著しく減ってしまって、読者がデータを分析するのは難しくなってしまいました。

 記事によれば、不況にも係わらずITプロフェッショナルの平均的年収は上昇しているようです。
 しかし、フルタイムで働いている人は2008年より減っています(94%→89%)。
 そして失業中の人は増えています(2%→4%)。
 就業している人全体の収入が下がるのではなく、職そのものがなくなる人がいて、幸い職に残れた人は給料が増えている、ということでしょうか。


[晴れ]回答者のプロフィール

・回答者の90%は男性。

・年齢層では25~29才が最も多く、27%を占める。

・IT産業への従事年数
  5年未満 ...36%
  5~10年 ...28%
   :
  20年以上 ...11%

・52.1%の人が、資格を3個以上持っています。

 ここでいう「資格」とは、Certification Magazineが選択肢に挙げた109個を指しています。たとえばイギリス発のITILファンデーション等は含まれていません。


[晴れ]資格ごとの年収
 単位はUSドルです。

第1位 Brocade Certified Network Engineer (BCNE) ...$146,250

第2位 (ISC)2 Information Systems Security Architecture Professional (CISSP-ISSAP) ...$136,060

第3位 Brocade Certified SAN Manager (BCSM) ...$136,020

第4位 Brocade Certified Fabric Designer (BCFD or BCSD) ...$135,600

第5位 (ISC)2 Information Systems Security Management Professional (CISSP-ISSMP) ...$134,100

第6位 ISACA Certified in the Governance of Enterprise IT (CGEIT) ...$130,750

 :
第11位 ISACA Certified Information Security Manager (CISM) ...$120,230

 :
第32位 ISACA Certified Information System Auditer (CISA) ...$104,800

 :
第105位 Dell certification ...$67,190

第106位 HP: Accredited Platform Specialist (APS) ...$64,180

第107位 Cisco Certified Entry Networking Technician (CCENT) ...$63,420

第108位 Microsoft Certified Desktop Support Technician (MCDST) ...$62,030

第109位 Certified Internet Web Professional (CIW) ...$59,290

 昨年1位だったBCSDは4位に後退、BCNEが1位になりました。
 ただ、昨年BCSDは$120,770で1位であり、今年は$135,600に上がっています。
 にもかかわらず、それを上回る高収入資格が登場したということです。
 ISACAが新設したCGEITも、第6位と健闘しています。

 わたしも取得したCISMは、昨年$109,410で3位だったのですが、今年は$120,230に上昇しているにも係わらず、順位は11位です。
 昨年に引き続き最下位のCIWですら、昨年の$57,780から$59,290へ上がっています。

 日本の景況感とは、だいぶ違うように思います。


[晴れ]労働時間
 Certification Magazine は、ITプロフェッショナルが転職を考える理由として、過重労働があるのではないかと考察しています。

 週40時間以上 ...59%
 週50時間以上 ...15%以上

 日本では42Kなどと云われますが、その過酷な状況は15%「以上」の中に潜んでいるのでしょうか。


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理事と監事の年収差 [収入]

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の理事監事を、公募しています。

 任期は2年。
 任期満了時点で65歳未満の方なら応募できます。

 それぞれ次のような役割です。

[ひらめき]理事
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理事長に事故があるときは理事長を代行する権限・責任があり、業務実施にあたる140名余りの職員の責任者として、高度な専門的知識をもって、業務の適正な執行の監督、指導を行うとともに、米国の国立標準技術研究所(NIST)などの海外機関に対し、国際的に我が国の立場を主張することも含め、内外の関係機関との交渉・連携の任にあたる。
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[ひらめき]監事
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公募する監事は、業務の実施に関する事項、財務及び会計に関する事項、並びにその他必要と認める事項について監査を行う他、監査の結果に基づき、理事長又は主務大臣に意見書を提出する権限・責任を有する。
---

 興味深いのは、年収の差です。
 「年収は、業績に応じて増減します。」と断りつつ、次の金額が提示されています。

  理事の年収: 1,360万円~1,500万円

  監事の年収: 1,230万円~1,360万円


 ITSSをベースにしたキャリアパスを歩むとここに辿り着くような制度設計になっていれば面白いですね。


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「人気資格と稼ぎ」 [収入]

 週刊ダイヤモンド 2009年9月19日号 では、「人気資格と稼ぎ」という記事があります。
 資格の学校TACに取材して、11資格の人気の変動をまとめています。
 それによれば、受講者数が増えている上位3つは次の資格だそうです。

  公務員     前年同期比37.5%
  日商簿記1級 前年同期比24.9%
  公認会計士  前年同期比16.2%

 残念ながら、IT関係の資格には言及がありませんでした。


 しかし同号の福利厚生に関する記事では、IT関連企業をクローズアップしています。
 まず、「福利厚生費の高い業界ベスト5」を見ると、1位は通信業、5位が電気機器となっています。
 さらに変わり種の福利厚生として、いくつものIT企業が紹介されています。
 たとえば…

 ・出産祝い金として第3子で100万円、第4子で300万円、第5子以降は500万円を支給するソフトバンク
 ・育児休業を最長で6年間取れるサイボウズ
 ・カフェテリアでの朝食、昼食が無料の楽天

 なかなかユニークな制度ですね。

 記事では、福利厚生の進んだ業界としてIT業界や通信業界を紹介しています。
 まぁ、それは企業によりけりだと思いますが。


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ITエンジニアは貯蓄額トップ [収入]

 株式会社インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」にて、22歳~39歳のビジネスパーソンの貯蓄額を調査したそうです。

 それによれば、職種別の平均年収が最も高いのはITエンジニアで、482万円。
 貯蓄額でもITエンジニアが最も多く、特に500万円以上貯蓄している人の割合が他の職種よりも高い。

貯蓄額.JPG

 これだけ見ると、ITエンジニアは収入が良く、手堅く貯めているように見えます。

 しかしITエンジニアの場合、他の職種よりも残業代が多いのかも知れません。
 客先常駐でデスマーチをすれば、残業代と出張手当がどっさり入るし、使うヒマがないから貯まってしまいます。
 この調査では、収入の内訳(残業代の占める割合)や労働時間が公表されていないので、仮説を検証できませんが。

 調査対象が22~39歳というのもミソです。
 管理職に昇格し、残業代が出なくなっても、ITエンジニアは他の職種より高収入でしょうか。


 また、老博堂コンサルティングの佐藤治夫氏は、「このままでは“システム屋”の給料は下がり続ける」と警告しています。
 これまで金融分野では「常に需要が旺盛だったから」「高い技術者単価を許容し」ていたこと、「今後、金融分野の需要は冷え込む」ので「これまで割高な技術者単価を容認してきた金融機関もようやく目覚める」と述べています。


【インテリジェンスの調査概要】
 対象: 関東、関西、東海地域在住 正社員として就業中の22~39歳の男女
 調査期間: 2009年4月1日~4月3日
 調査方法: インターネットリサーチ
 有効回答数: 1,218件

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資格と収入 [収入]

 資格があることと給与って関係するのでしょうか?

 少し前の記事ですが、米国のCertification Magazine の12月号で「SALARY SURVEY 2008」という特集を組んでいます。
 世界中の35,000人以上のITプロフェッショナルにアンケートを取った結果です。

 それによれば、平均的年収は2007年の49,170ドルに対して2008年に58,520ドルに上がっていたそうです(もっとも、アンケートを取ったのはリーマン・ショック直前の2008年8~9月なので、今は下がっているかも知れません)。

[晴れ] 回答者のプロフィール
・回答者の90.4%は男性。
・年齢層では25~29才が最も多く、24%を占める。


[晴れ] 資格ごとの年収

第1位 Brocade Certified SAN Designer (BCSD) (またはBrocade Certified Fabric Designer (BCFD)として知られる) ...$120,770

第2位 Cisco Certified Internetwork Expert (CCIE) ...$120,330

第3位 ISACA Certified Information Security Manager (CISM) ...$109,410

 :
第96位 Certified Internet Web Professional (CIW) ...$57,780

 総じてプログラマー向けの資格取得者の給与は他の資格取得者よりも低いようです。これは年齢や役職との相関もあるでしょう。
 Certification Magazineは、「有資格者の方が資格を持たない人より高給である」と述べています。

 取得資格数の平均は、3.4個。
 ここでいう「資格」は、Certification Magazineが選択肢に挙げた96個を指しています。たとえばイギリス発のITILファンデーション等は含まれていません。


[晴れ] 専門領域と年収

第1位 strategic systems design and implementation ...$100,320

第2位 storage design and implementation ...$98,400

第3位 Information assurance ...$97,930

 :
第20位 help-desk support ...$46,560

 "strategic systems design and implementation" を日本の資格に当てはめれば、システムアナリストや上級システムアドミニストレータになりますでしょうか。今後はITストラテジストか。
 これも年齢や役職と相関がありそうです。


[晴れ] 国別の年収

第1位 ノルウェー ...$109,660

第2位 スイス ...$92,640

第3位 オーストラリア ...$87,380

第4位 デンマーク ...$87,010

第5位 USA ...$81,520
 :

第13位 日本 ...$65,630

 :
第48位 スリランカ ...$13,390

第49位 ベトナム ...$13,240

 この順位は、1人当たりGDPの順位に似通っているので、ITプロフェッショナルに限らず国民全体の傾向なのかも知れません。

 ちなみに厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(平成20年)によれば、日本のSE及びプログラマー(いずれもITプロフェッショナルの部分集合)の平均年収は、それぞれ547.0万円、399.0万円です。

 Certification Magazine の調査は有資格者が中心なので、ITプロフェッショナル全体に比べて、スキル及びキャリアに偏りがあるのでしょう。

(*) 2009年版の調査結果については、「資格と収入 2009年版」をご覧ください。


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